アジアゾウ飼育健康管理研修ツアー of アジア野生動物研究センター

AWRC アジア野生動物研究センター

AWRC野生動物研修　シリーズⅡ
「野生動物医療の基礎技能講座並びに自然保全のための研修 2019」
Basic Skill in Zoo and Wildlife Conservation 2019

AWRC野生動物研修シリーズⅠではアジアゾウについての専門研修を10年間10回実施してきましたが、新しくフェーズⅡでは野生動物に直接触れることと実際にジャングルに一晩野宿して自然をする研修しました。
平成31(2019)年3月2日から7日までの報告・記録写真です。

1. 実施日：平成31(2019)年3月1日から3月6日(7日帰国)まで
2. 参加者：8名（動物園関係５名、学生１名、其の他2名）
3. 場　所：タイ王国　カンチャナブリ県　サヨ市　（国立マヒドン大学獣医学部サヨキャンパス動物病院、
　　　　　　国立保護繁殖センター、サラパ動物保護区　タウイチャイゾウキャンプ、カオキオ動物園）
4. 内　容：第一日、マヒドン大学獣医学部サヨキャンパス動物病院講義室にて、
　　　　　　　　一限目：鎮静と保定
　　　　　　　　二限目：野生動物病院での講義・実習
　　　　　　　　三限目：野生動物病院での実習
　　　　　　　　

　　　　　　第二日タイの野生動物の域内・域外保全の状況

　　　　　　第三日In situ conservation in Thailand

　　　　　　第四日Salakpra Wildlife Sanctuaryの状況
　　　　　　　　終了式：マヒドン大学動物病院長による当研修修了証書授与
　　　　　　　　　　　今回担当の大学講師陣・学生との懇親会

　　　　　　第五日、Khao Kheow Open Zoo見学（タイの野生動物保護の実態）

5. まとめ：マヒドン大学動物病院講義だけでなく、実際に動物を捕まえたり、吹き矢式注射器の作製、麻酔銃の実射、ジャングル内での野営、コウモリの大群観察など日本では難しい多くの体験ができました。
この体験を参加された方々各自で将来に活かせていただきたいと思います。
是非、御友人や後輩たちにもこの経験を伝えてください。